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建造物
  • 本堂
    本堂
    国宝

    鎌倉時代初期建立。(国宝第一号指定)
    飛騨の匠が、釘を1本も使用しないで建てたものである。屋根は桧皮葺で、蟇股(かえるまた)、吹寄せ菱格子欄間等鎌倉時代の様式が保存され、鎌倉時代を代表する純和風の建造物である。天台密教の道場でもある。

  • 三重塔
    三重塔
    国宝

    鎌倉時代後期建立。
    飛騨の匠が、釘を1本も使用しないで建てた、総桧の塔である。一層には一面に巨勢派の極彩色による絵が画いてある。八天画、法華経の絵説き、八大龍王、三十二菩薩、花鳥などである。

  • 二天門
    二天門
    重要文化財

    室町時代の建築。
    二天(持国天、増長天)〈町文化財〉は院尋作である。表道両側石垣は、穴太積の初期の石垣が保存されている。

  • 石造宝塔
    石造宝塔
    重要文化財

    鎌倉時代の作。
    この宝塔は、三重の基礎石上に建つ花崗岩作りの完全な宝塔で高さは2.15mあり、基礎石の格狭間や屋根、相輪などに鎌倉時代の特色が見られる。

    塔身の扉の間に肉眼では見えにくいが「奉造立如法塔嘉元二年(1304)十二月日大工平景吉」と刻まれている。

名勝・天然記念物等
  • 名勝庭園 1
    名勝庭園 1
    江戸初期友閑の作庭、国指定

    池泉観賞式の庭園で、鶴亀の「蓬莱庭」と名付けられている。
    鶴や亀を形どった石組みや、本堂に祀る仏像を立石群に象徴させ、山の傾斜などを巧みに生かした、調和がとれた庭園である。

  • 名勝庭園 2
    名勝庭園 2
    江戸初期友閑の作庭、国指定

    江戸時代初期延宝年間に作られたものである。
    池は心字池になっている。園内には石屋弥陀六作の燈籠がある。

  • 不断桜
    不断桜
    県天然記念物

    250年の古木である。
    例年9月上旬に咲き始め、11月には満開となり、紅葉の時期に季節はずれの花見を楽しむことができる。高山性の桜で彼岸桜の系統の冬桜の一種である。

  • 表参道1
    表参道1
    春、 新緑

    この参道は平安時代初期に設けられた参道を鎌倉時代に現在のように拡げられ、江戸初期更に整備されて現在に至っている。

  • 表参道2
    表参道2

    この参道は平安時代初期に設けられた参道を鎌倉時代に現在のように拡げられ、江戸初期更に整備されて現在に至っている。
    塀の内側は本坊である。

  • 千年夫婦杉
    千年夫婦杉 せんねんめおとすぎ

    家内安全、良縁、夫婦和合、子授け、安産、息災延命。樹齢約1000年。
    二天門手前右側の霊木で、元々二本であった木が寄添い一つになって、共に育っていることから夫婦杉と呼ばれる。
    後側から子供の様に若木がでていることから良縁、夫婦和合、子授け、安産の霊木、 樹令千年の長寿の木であるので息災延命、家内安全の霊木とされている。 幹や根にそっと手をあてて、霊気を頂いて下さい。

美術工芸品
  • 本尊薬師如来
    本尊薬師如来
    重要文化財

    素地仕上げの立像でカヤ材の一木造。

    御本尊薬師如来は秘仏で拝めないが、脇待侍である日光、月光菩薩と眷属である十二神将、四天王は須弥壇の上にお祀りされている。

  • 不動明王並・二童子
    不動明王並・二童子
    重要文化財

    平安時代後期の作でカヤの一木で彫出し、内刳を行わず、忿怒相をあまり強調しない穏やかな表情で、浅く流麗に刻まれた条帛裳の衣文線には、平安時代後期の特色があらわれている。
    不動は髪を巻毛とし、正面に花飾りをつけ弁髪を左肩にたれる。額にはしわを刻み、眉をしかめ、左目を細め、堅く結んだ口の両端から上下に牙をむき出す。 不動の左右には、蓮華を持つ矜羯羅童子と棍棒を地につく制多迦童子が配される。坐像形式の不動三尊としては最も古い遺例である。

  • 日光・月光二菩薩
    日光・月光二菩薩
    町文化財

    日光、月光菩薩は、御本尊薬師如来の脇待仏である。
    鎌倉時代後期の作であり、それぞれ日輪・月輪を持つ。江戸時代に修復した銘が残っている。

    財団法人住友財団の一部助成により平成31年3月に保存修理完了。

  • 元三大師像
    元三大師像
    町文化財

    室町時代の作で塑像である。
    元三大師は第18代天台座主良源の別名であり、正月三日に没したところから、のちにこう呼ばれるようになった。
    正式には慈恵大師という。

  • 魍魎鬼人
    魍魎鬼人 モウリョウキジン
    町文化財

    室町時代の作で塑像である。
    像は筋骨たくましい赤鬼が、玉眼入りのするどい目を光らせ、岩のように左足をたて膝にし右手をぐっと張り、左手には不釣り合いに大きな楊枝を握り締め力強さを表している。

  • 錦幡
    錦幡
    重要文化財

    室町時代の作。幡は荘厳のため仏殿の柱や天蓋などにかけ、あるいは法要を行う庭や行道する両側に立てるものであり、錦幡というのは、金銀などの色糸で模様を織り込んだ絹織物である。
    この幡は頭部が三角形でその下は三つに区切られ、その縁に飾りの布がたれている。

  • 絹本著色文殊菩薩像
    絹本著色文殊菩薩像
    県文化財

    獅子の背に置かれた蓮華座上に結跏趺坐する通行の文殊菩薩であるが、光明を放つ光背を負うのを特徴とする。

  • 釈迦如来
    釈迦如来
    重要文化財

    鎌倉時代初期の作で京都嵯峨の清涼寺(通称釈迦堂)の釈迦如来像を模刻したものであり、応波式の波模様は桧木材の木目と調和がとれている

  • 二大天王
    二大天王 多聞天・廣目天
    重要文化財

    本堂内陣の向かって左端に多聞天を安置し、西方の守護神、広目天は本堂内陣の向かって右端に安置される。
    一木わりはぎ造、古色。

  • 阿弥陀三尊
    阿弥陀三尊
    町文化財

    鎌倉時代の秀品であり、阿弥陀如来は桧の寄木造りで、このように三尊が鎌倉時代に作られて現存している例は近江でも珍しい。
    寺伝によると安阿弥(快慶)の作といわれている。

  • 親鸞上人像
    親鸞上人像
    町文化財

    室町時代の作で寺伝によると上人が越後に流罪になった時、この西明寺にお立寄りになられ、その後、遺徳をしのんでこの像が作られたと言われている。
    越後という寒い地方へ流されたので、この御像は首に帽子(えりまき)をまき、手を衣の中に入れている。

  • 十二天画像
    十二天画像
    重要文化財

    絹本著色である。
    鎌倉時代以降もっぱら描かれるようになった立像形式で、的確な描線は伝統的な仏画の手法にのっとり装飾性豊かな色彩により明快な画趣をみせている。近江における十二天画像の代表作である。

  • 弁財天
    弁財天
    町文化財

    老人の頭をもった白蛇の形をした五穀豊穣の神とされる宇賀神を頭上にいただき鳥居を冠した八本の手をもった八臂像である。
    440年前に織田信長により焼き討ちにあった弁財天が、NHK大河ドラマ第50作『江~姫たちの戦国』(平成23年放映)の第3話「信長の秘密」で放映されました。

十二神将
あなたの生まれた年の守り仏 えとの十二神将
  • 十二神将
    十二神将
    県文化財
    種々の武器を持った十二の神が、各々七千の家来をひきつれて、薬師如来を守護する。
    十二神であることから、十二支と結びつき、十二神それぞれ頭上にえとの動物を乗せ、それぞれ自分の生まれ年のえとの守り本尊とされている。
  • 宮毘羅大将
    宮毘羅大将 ぐうびらたいしょう
    子の年守り本尊
  • 伐折羅大将
    伐折羅大将 ばさらたいしょう
    丑の年守り本尊
  • 迷企羅大将
    迷企羅大将 めいきらたいしょう
    寅の年守り本尊
  • 安底羅大将
    安底羅大将 あんちらたいしょう
    卯の年守り本尊
  • 頞儞羅大将
    頞儞羅大将 あにらたいしょう
    辰の年守り本尊
  • 珊底羅大将
    珊底羅大将 さんちらたいしょう
    巳の年守り本尊
  • 因達羅大将
    因達羅大将 いんだらたいしょう
    午の年守り本尊
  • 波夷羅大将
    波夷羅大将 はいらたいしょう
    未の年守り本尊
  • 魔虎羅大将
    魔虎羅大将 まこらたいしょう
    申の年守り本尊
  • 真達羅大将
    真達羅大将 しんだらたいしょう
    酉の年守り本尊
  • 招杜羅大将
    招杜羅大将 しょうとらたいしょう
    戌の年守り本尊
  • 毘羯羅大将
    毘羯羅大将 びきゃらたいしょう
    亥の年守り本尊