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秘仏 玄武刀八毘沙門天三尊像江戸時代

ご開帳期間 令和5年6月25日~12月10日
高さ 48cm、横 25cm、台座 8.5cm
10本の腕があり、うち左右に突き出た8本が刀を持つ珍しい毘沙門天。東西南北を守る四神(東の青龍、西の白虎、南の朱雀、北の玄武)の「玄武」の上に立ち、脇侍として吉祥天(きっしょうてん)と善膩師童子(ぜんにしどうじ)を従えている。

唐の西域兜跋国(とばつこく)が外敵から攻められた際、北方の城門に現れて国を守ったのが毘沙門天であり、北方の守護神とされる。勝運の仏様として、上杉謙信が尊崇し、戦勝にあやかるように刀八毘沙門天から「毘」の一字をとって、軍旗に掲げたと云われる。

また右脇侍の吉祥天は毘沙門天の妻、左脇侍の善膩師童子は賢く智慧深い子とされることから、家庭円満や夫婦和合、子育てや子宝成就の仏様ともされる。どうぞこの機会に良いご縁を結び、一願必勝・家庭円満・家内安全・子宝成就等のご利益・ご加護を授かって頂ければ幸いです。